技能連携制度について
●技能連携制度
本校に入学すると同時に科学技術学園高等学校(広域通信制 所在地:東京)にも入学します。同時に2校に入学し、在籍するこの仕組み(Wスクール)は学校教育法第55条に定められている「技能連携制度」に基づいています。
技能連携制度とは、高等専修学校(専門学校高等課程)で学習し習得する全ての単位を高等学校で習得した単位として認定する制度です。スクーリングやレポート作成も高等専修学校の日常の活動内で行うため、生徒が通信制高等学校に出向く必要はありません。この技能連携制度によって、本校では卒業時に高等学校卒業資格を取得できるのです。
生徒は高等学校の生徒であり、同時に高等専修学校の生徒でもあるのです。
●高等専修学校とは?
高等専修学校(専門学校高等課程)は、昭和51年に新しい学校制度として作られた専修学校のうち、中学校卒業者を対象とした課程です。社会に出てすぐに役立つ実践的な職業教育を行い、いろいろな分野でスペシャリストを養成しています。
高等学校と並ぶ正規の後期中等教育機関として、高等学校の枠に収まらない多様な教育を行っており、現在約490校で約3万8000人が学んでいます。
- 仕事に直に結びつく実践重視のカリキュラムを展開(高等学校には真似できない、実学に特化した教育)
- 多様なニーズをもつ、多様な生徒を受け入れ
- 学んだ知識・技能を活かした就職、さらに深める進学など、幅広い進路へのステップ